茅ヶ崎で暮らして思うこと

海だけではない、素の「茅ヶ崎』を伝えたい。

わたしは生きてる

おはようございます


6/16 のおやつは


渚のホテルブレンドコーヒー / 湘南珈琲
クリームチーズに
いちごジャムを添えたデザート



大腸がんの手術を受けてから9か月が過ぎた


何日か前の朝 目が覚めて起きようとしたときに
ウグイスの美しく澄んださえずりが聞こえた


そのときに こう感じた


『わたしは生きてる。幸せだな』って


それまでも 鳥のさえずりは聞いていた


しかしそれを聞いて
『わたしは生きている』
とまでは思ったこともなかった




昨年の9月 手術を受ける前 
『麻酔を受けて手術が終わっても
そのまま 目が覚めなかったらどうしよう?』
という不安がおおきかった
もちろん先生がたを信頼してないわけではない


手術当日 手術室にはいり
自分がこれから乗る手術台を見たとたん
こわくなり泣いてしまった


「こわいよ、こわいよ」と
ちいさな子どもみたいに泣きじゃくるわたしのまわりに
わたしよりお若いであろう看護師さんがたが
「大丈夫ですよ」とやさしく寄り添ってくれた


手術台の上に仰向けになる
いつ麻酔がきき始めたのかわからない



どのくらいたったんだろう
ひとりの友だちの顔がわたしの目の前にあらわれた
思わず「〇〇〇ちゃん(友人の名)」と声をかけた
しかし彼女の顔はすっと消えた
そのときは自分ではそれが夢とは思わない


ほどなくして目が覚める
あぁ、あれは夢だったんだ
彼女は わたしががんであることを
知らせた友人のひとり


先生がわたしの目を見ながら
「癒着があったから(手術終了の)
予定の時間より30分オーバーしたけど
ばっちりうまくいきましたよ」と
手でOKサインを出してくれた


4時間30分に及ぶ手術は 無事に終わった


『あぁ、よかった…わたし、目が覚めたわ』


目が覚めることだって 奇跡なんだ



お読みいただき
ありがとうございます


好い日を


noco