茅ヶ崎で暮らして思うこと

海だけではない、素の「茅ヶ崎』を伝えたい。

おばあちゃんへの手紙

きのうの朝のおやつ
ムーンライトと
ひさしぶりにホットココアを。


今回はお手軽に
電子レンジでつくりました。

ところできのうは母方の祖母の命日。
亡くなってからもう35年くらいたつ。
わたしが中学2年生になる前。


祖母は小柄だけど気丈で
まるで「明治の女」そのものだった。
孫のわたしにはやさしかったが
娘であるわたしの母にはきびしかった。


入院中の祖母を見舞ったとき
ベッドの上でやせた身体で
「わるいねぇ…」と言ってくれた。
それが生前の祖母と会う最後だった。


肝臓がんとのことだけど
祖母には直接、知らされることはなかった。


しかし わたしの母の話によると
様子を見に行ったとき
祖母は母に「じぶんは『がん』じゃないかねぇ」と。
しかし「お母さん、そんなことないよ」と、なだめたそう。


それから2、3週間ほどして、息を引き取る。


ちょうど通夜のとき、雪が降っていた。
すごく寒い日だった。
今もはっきり覚えているのは
祖母が入院していた病院の先生が
長靴をはいて、参列してくださったこと。


ちょっとここで
天国の祖母に気もちを伝えたくなったので
書くことにします。


『おばあちゃん。ひさしぶり。
天国で元気にやってますか。


そういえば
おばあちゃんとは歳がうんとはなれていて
おばあちゃんが生きているあいだに
あまり話ができなかったね。
いまだったらいろんな話ができるかな。


ところでわたしは来月に47歳の誕生日を迎えるよ。


いまいろいろあってつらいことがあるけど
しあわせな人生を送るために
少しずつ精一杯やっていくので
どうか天国でわたしのことを見守っていてください。
よろしくお願いします。』


きょうもお読みいただき、ありがとうございます。
好い一日を。