茅ヶ崎で暮らして思うこと

海だけではない、素の「茅ヶ崎』を伝えたい。

主人の母の旅立ち ④

おはようございます


5/15 のおやつ


紅茶と茶まんじゅうの黒砂糖の
それぞれの香りが
口のなかでみごとに調和してました



7日(木)主人の母の告別式


開始時刻より一時間くらい前に
斎場に到着し会場へ


義母はまだほんとうに眠っているよう
かわいいピンクの口紅がよく似合う


主人の弟(以下、「弟」)の奥さんが
実家から義母が実際に使っていた口紅を
持ってきてくれたという


「よく気づいてくれましたね」


できれば生前 本人が使っていたものがいいと思う


お経をあげてくださる住職が
まだお見えになる前に
戒名やお墓のことなど
主人と弟夫婦といろいろ話す


すでに主人の父は亡くなっていて
お墓に眠ってるけど
くわしくは書きませんが
四十九日に順調に納骨できるか
課題がでてきた


しかし大丈夫
みんなでケンカせずに
よく話し合って
告別式の打ち合わせができたのだから
課題は解決すると わたしは確信した


(確信したとおり(?)のちほど
 義母にとっても 子どもたちにとっても
 いいかたちで結論が出ました)


住職がいらして
会場の隣の別の部屋でごあいさつ


わたしたちの話にじっくり耳を傾けて
ていねいにお答えくださる住職を拝見し
「いい告別式になるだろう」と思った


時間になったので
会場で横並びに四人は着席
主人、弟、弟の奥さん、わたしの順に


弟の奥さんが弟さんのつぎに
座るのをためらう感じだった


しかし 弟夫婦のほうがはやく結婚し
義母とつきあいが長く深いのと
わたしより年上ということもあり
両手で『先に座ってください』と合図した


住職をお迎えし
読経がはじまる


しばらくしてスタッフさんにうながされ
ひとりずつお焼香


途中 弟の奥さんが涙する
いろんな思い出がよみがえってきたのでしょう


わたしもティッシュを渡したが
スタッフさんも持ってきてくださった


ひきつづき初七日法要
ふたたびひとりずつお焼香


そのあと棺に眠っている義母のまわりに
義母が写っている写真のはいったアルバム
カラオケでよく歌う曲名を書いた手帳
お花を一輪ずつそっと置く
その光景はまるで花園みたいだった


そのあと棺のふたを四人で隅をもって閉める


そして出棺
主人が位牌 弟が遺影 弟の奥さんが花束を持つ


エレベータを使い 下の駐車場へ
わたしは体調の関係で
火葬場まで向かうのは遠慮させてもらい
出棺する車を斎場の外から
手を合わせしばらくおじぎをしながら見送る


いっしょに見送ってくださったスタッフさんがたに
「どうもありがとうございました」とあいさつして
斎場をあとにしました



お読みいただき
ありがとうございます


noco