茅ヶ崎で暮らして思うこと

海だけではない、素の「茅ヶ崎』を伝えたい。

主人の母の旅立ち ①

おはようございます


きのうのおやつは


紅茶
ありあけのハーバー



近くで買えてうれしい、ハーバー


最近ずっと行ってない
ふるさとの港の風景を
なつかしく思い出しました



自由に出かけられるようになったら
潮風を感じながら
港から見える青い空を
思いきりながめたい



そろそろ主人の母のことについて
何回かに分けて書いていきます



それは5月4日(月)の夕方6時30分ごろ


主人とお夕飯をとって
ひといきついていたころ
うちに電話が


主人がでた


『なにか落とし物をしたのを
どなかが拾ってくれたのかしら』


最初はそんなことを思いながら
主人のそばにたって表情を見る


それにしても ちょっと電話が長い


『ん、これは状況が わたしが想像してるのとはちがうな』


すると主人はメモに病院名を書きだした


『これは…』


主人が受話器を置くと


『おふくろが倒れて○○病院に運ばれた これから病院に行ってくる』


と言って すぐに歯磨きをして うちを出た



わたしはうちで待機


待ってるあいだ
何とも言えない気もちだった



主人がうちを出て30分ほどたったころだろうか


電話がかかってきた



「おふくろが亡くなった 19時2分」



「これから警察の検視などがある
 ぼくは(双子の)弟に連絡するから
 nocoはS叔父に電話して
 母側のT家のほうに連絡してほしいと伝えて」


といって電話を切った


主人の住所録をみて
S叔父(主人の母の弟)に連絡する
主人のいとこのTさんには
S叔父に連絡してもらうよう伝えた


母側のT家のかたにも連絡してもらうよう伝えたが
S叔父は耳が遠いようで
もしかしたらうまく伝わってないかもしれないと思い
少し時間をおいてから
主人の別のいとこのKさんに連絡する


想像したとおり Kさんには伝わってなかった


わたしはこれまで一度もKさんに会ったことがない


顔を一度も合わせたことのない
しかも悲しみごとの知らせを伝えるとなると
もっと電話しづらい


もちろんKさんも
まだ一度も面識のない
いとこの嫁から
そのような電話がかかってきて
応対がむずしかったと思う


しかしKさんは以前主人から聞いていたとおり
電話の声やトーン、話しかたなどから
落ち着いてしっかりとした印象を受け取った


Kさんの人柄のおかげでしょう
しだいに緊張がやわらぎ
M母(主人の母)の思い出話が


「伯母さんにあんなことを言わなければよかった」


くわしい内容は書けませんが
Kさんは気もちがまっすぐなひとで
M母の二番目の兄である父親を亡くし
かつ高齢の母親のこともあるから
きっと心配のあまり
M母にたいして言ったのだろう


「まぁ、それは…」


ということしか わたしにはできなかった




電話を切ったあと思った


もしものことを考えたら
せめて一度でもいいから
相手方の親族の全員とまでは言わなくても
顔を合わせておいたほうがいいのではないか


そのほうがいざ電話をするときに
お互いに顔を思い出して
話しづらいことでも
まったく顔を知らないよりは
少しは話を切り出しやすく


逆に電話を受けるほうも
そのときはショックを受けるけど
顔を知らないよりは
落ち着いて話を聴けるかもしれない


また次回に続きます



話しが長くなりました


好い日を


noco